冬のゴルフは戦略を変えてラウンドしましょう
冬のゴルフは寒くて体が思うように動かなくなり、暖かい時期にくらべて体がスムーズに回転せずウェアも着込むのでイメージしたようにいいスイングができません。風は強く吹き気温も低いので、ボールの反発が夏よりもなくて飛距離が落ちます。
芝が枯れてきて地面も硬くなり、ボールが地面と密着してダフリ、トップのミスが出やすくなります。
アイアンやウェッジを打っても違和感があり、距離感もつかめません。
そうこうしているうちに暖かい時期と比較すると、平均7、8打ぐらいは多くスコアを落としてしまいます。
特に池が多いコースではもっと多くのスコアを落としてしまいます。
このように冬のゴルフは暖かい時期と勝手が違います。
多くのアマチュアゴルファーは暖かい時期と変わらないゴルフをしていますが、冬のゴルフは夏と同じプレースタイルではうまくいかない、と割り切ることが大切です。そう割り切ったうえで、冬なりのリスクマネジメントが必要です。
まず技術的に変えることとして、ロングショットは低いボールを打てるように練習をしておくことです。
そしていつもより1、2番手大きなクラブを持ち、コンパクトにスウィングするようにしましょう。
ウッドはロフトが違うものを冬用に用意するのも手です。例えばドライバーのロフト角が10.5度であれば9度にしたり、3番ウッドのロフト15度を13度のものを使用したりするだけで違います。
また、ユーティリティを抜いて4番アイアンを使用したりすることもありです。
最後に一番肝心なのはウェッジです。ウェッジは冬用の自分なりのウェッジをカスタマイズしておきましょう。
冬のグリーン周りの基本は転がしですが、ボールを高く上げないといけない場合もあります。
そんな時はザックリしたり地面に弾かれてトップしたりしないような、自分なりにカスタマイズしたウェッジを持っておけば心強い味方です。
プロに相談したりクラフトマンに意見を聞き、自分でコースで試して合ったものを持つようにしておけば、それなりに対処できます。
年末年始の冬ゴルフは一味違ったゴルフマネジメントをすることで、スコアを落とすことなくラウンドを楽しみましょう。
(photo:https://pixta.jp/)