樹になるゼリー「紅まどんな」

本格的な冬の寒さになってきましたね。体調は崩されていないでしょうか。冬というと、こたつでみかん、と連想するのは昭和生まれの私だけでしょうか。
みかんはビタミンCが豊富。冬場の乾燥する時期には、人間の体にはもってこいの果物です。

みかんは人気の高い果物でブランドもたくさんありますが、そんな中、約1か月限定で出荷されているゼリーのような触感で人気のみかんがあります。それは愛媛県の「紅（べに）まどんな」です。ご存知でしょうか。

「紅まどんな」は、2005年に愛媛県のオリジナル品種に登録されました。ゼリーのような舌触りでとても食べやすくジューシーです。その食感から“樹になるゼリー”と称されるほどです。

また、甘みが強く、酸味が少ないので、大人だけでなくお子様にも食べやすく人気です。
みかんの薄皮が苦手なかたもいらっしゃいますが、他のみかんと比べてとても薄いのでそのまま食べても気にならない程です。

「紅まどんな」はあまりの柔らかさとジューシーを持つため、みかんのように手で剝くのではなく、オレンジのように切って召し上がって頂きます。

お勧めの切り方はスマイルカット。みかんの上と下で半分にするために、まずはへたの部分を横にしてからカットします。1/2にカットしたら、また半分にカット。1/4になったものをさらに半分にカットし、スマイルカットの完成です。これでより美味しく「紅まどんな」をいただくことが出来ます。

「紅まどんな」は新しい品種のため生産量がまだ少なく、贈答用で人気な高級ミカンです。
高いもので、なんと1個1,000円（税抜き）で販売されています。高価なみかんですが、贈答などでいただいた方が、この味や触感が忘れられずリピーターになり、とても人気になっています。

今年も残り2か月をきりましたね。今年は是非、“樹になるゼリー”「紅まどんな」を暮れのご挨拶の品に、そしてを一年間の自分へのご褒美にいかがでしょうか。

（photo：https://pixta.jp/）