「或る列車」という豪華列車で至高のスイーツをいただく幸せ

スイーツの豪華列車「或る列車（ARU RESSHA）」。幻の豪華列車と呼ばれた「九州鉄道ブリル客車」が100年の時を越え、大分で蘇りました。

優雅な車内と至高のスイーツと車窓から九州の自然を愛でる旅。美しい自然景観とスイーツで次々とファンを作っていく九州のアトラクション。豪華列車というだけあり、非日常な豪華絢爛な壁紙、お部屋のようなコンパートメントにご案内してもらったところから気分があがります。

気になるスイーツのコースは東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成澤由浩氏がプロデュース。はじめに、ちょっとボリュームのある「NARISAWA“bento”」が楽しめます。まるで和風アフタヌーンティーのような雰囲気。

旬のものを使用しているため、季節によってメニューがかわりますが、九州の肉や魚、ベジタブル・フルーツを使ったカラフルな滋味豊かなお重とスープからスタートします。
次に水菓子を豊潤に使ったデザート3品、そして小さな焼き菓子という意味のミニャルディーズへと続きます。

もちろん構成する素材にもこだわりがあり、九州食材を使用しています。器も九州の職人さんさちが特別に制作したオリジナルのものです。

大分から出発した列車が停まるのが、大分県北西部に位置する日田というどこか長閑な田舎町。
しかし、これという観光地ではないのです。いつものスープ・前菜・サラダというコースではなかったので、うどん屋さんに入って小腹を満たすことなどはできます。

そうです。この「或る列車」のテーマは環境との共生。観光地をメインにしているわけでなく、また宿泊をするための列車でもないという「特徴がない特徴」という特殊なポジションを確立しているのです。あなたも、是非この「或る列車」に乗って至福の時間を過ごしてみませんか。

（画像出典：http://www.jrkyushu-aruressha.jp/）