ビーフステーキの周りをさくさくのパイで包んであり切り分けていただくのは・・・
ワーテルロー(Waterloo)の戦いでナポレオン軍に勝ったイギリス将軍アーサー・ウェルズリー。彼が好んだとされる料理に付けられた名は「ビーフウェリントン(Beef Wellington)」。
勝利に導いたウェリントン公爵の功績を讃えて建造されたウェリントン・アーチ(凱旋門)がロンドンのハイド・パーク・コーナーにあります。この傍にウェリントン卿のお住まいであったアプスレー・ハウス(ウェリントン美術館)があります。
ウェリントン公爵といえば、お鼻が高かったことでも有名です。個人的には、横顔がかにの爪に似ているというお話しを聞いてからビーフだけではなく、シーフードを包んでもいいんじゃないかと思っています。
私がこのお料理を初めて食したのは空のうえ。パイ包みになったこのアントレは、ニューヨーク線のファーストクラスでいただきました。
ビーフステーキの周りをさくさくのパイで包んであり切り分けていただくとジュッと肉汁が出てきます。お肉は牛フィレ肉をお取り寄せします。
お肉やさんでお願いすることも得策です。ステーキよりパイ生地がついている分、豪華な感じがします。お肉のブランドは数多くありますが、最近、気に入っているのは佐賀牛。霜降りにたくみの技を感じます。
付け合せには、ビタミンの多い生野菜。ミネラルの多い貝をオードブルにどうぞ。
見た目も豪華なビーフウェリントン。ホームパーティーにはもちろん、バレンタインディナーなどの特別な日には“とっておきの一品”となるでしょう。
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(photo:https://pixta.jp/)