チェコの王侯貴族が愛した犬「プラシュスキー・クリサジーク」

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新しい家族を迎えたいとお考えの貴方に、チェコ原産の愛玩犬種「プラシュスキー・クリサジーク」をご紹介します。チェコ語で「プラハのネズミ捕り」という名前を持つ超小型犬です。

その歴史は古く、11世紀にボヘミア王国からポーランドの王ボレスワフ2世に献上された記録がある程です。
その後もずっと王侯貴族にのみに愛され続け、肖像画にも描かれています。

現在もその頭数は少なく、チェコとスロバキアなどの少数の国でしか知られていない珍種犬。
外見はミニチュアピンシャーに似ていますが、体重は2kg~2.5kg、体高は21㎝〜23㎝とチワワと同じくらいのサイズ。
光沢のある短毛で、色はブラック&タンと茶色、黄色があります。
四肢は細く長く、すらっとした美しい体型で活発。
小さいながらもとても賢く、少し我が儘なところはありますが飼い主さんには従順です。

日本では1998年より、チェコの「プラシュスキークリサジーク・クラブ」の規定に従った血統書犬のみの輸入が始まりました。日本でもブリードされるようになりましたが、100頭に満たない数しか飼育されていない貴重種なのです。

そして、もう一つの特徴として王侯貴族の犬らしく、いつも優雅に主人の膝の上にいることを好む愛らしさに心を奪われます。

「プラシュスキー・クリサジーク」。全てにゆとりのある方に飼って頂きたいと希望する犬です。

■プラシュスキークリサジーク友乃会(PKFJ)Club of Prazsky Krisarik Friend’s of Japan(公式HP)

■解説:プラシュスキー・クリサジーク(Wikipedia)

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