ワイン好き必見！世界最高の白ワインを知る
ワインを愛する人々にとって切って離すことができない産地、それがフランス。紀元前6世紀頃からすでにワイン造りがスタートしたと言われている、歴史ある世界最高峰の銘醸地です。
そんなフランスには、世界最高と言われる甘口と辛口の白ワインが2つあることをご存知でしょうか。
その魅力をここで紹介していきましょう。
●シャトーディケム
世界的なワインを多数産出する地域、フランス・ボルドー地方。そこに、ソーテルヌ＆バルサックという地区があります。水温の高い川と低い川が合流するためこの地区では霧が発生しやすく、太陽光と霧の関係で糖度の高いぶどうが造られます。
ソーテルヌは貴腐菌と呼ばれる有効なカビ菌が増殖しやすく、最高の甘口ワインに必要な良質な貴腐ぶどうが生まれます。この地区のシャトーは貴腐ぶどうを使って甘口ワイン造りますが、その頂上に君臨するシャトーがシャトーディケムなのです。
その色は琥珀色、滑らかな舌触りに濃厚なハチミツのような味わいとまさに至高の味わい。一度口にしたら、もう他の甘口ワインは認めることができなくなる、禁断の味です。
●モンラッシェ
フランスはブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ地方。ここに世界最高の辛口ワインを作る畑があります。
それが、モンラッシェです。モンラッシェは何と8ヘクタールほどしか無い畑であり、ここに何人かが分割して畑を所有しています。
モンラッシェ自体の生産量が少なく、さらに優れた生産者となれば手に入れるだけでも一苦労です。あのロマネコンティを造っているDRC社もモンラッシェを造っており、年間生産量は僅か300ケースほど。
そのモンラッシェは、ナッツ、ハチミツ、バニラの味わい、口にした瞬間、口内に美しい白い花の楽園が広がる唯一無二の白ワインです。ワイン好きなら、これを飲まずして白ワインは語れません。
ワイン好きであれば一度は口にして欲しい、至高の白ワインです。