ゴルフを始めたら、ゴルフクラブの持ち方で差をつける。
今年リオデジャネイロオリンピックでゴルフが盛り上がりゴルファーが増える可能性があります。
東京オリンピックまでにこれからゴルフを始めておいて流行る前に人より一足先に差をつけておきたいですね。
ゴルフは大雑把に言いますとゴルフクラブという道具を持って卓球のボールと同じ程の大きさのボールを打って、直径10センチ程度の穴に少ない打数で入れるという遊技です。
ボールを決めた方向に打つためには正しくゴルフクラブを持たなくてはなりません。
今回はゴルフクラブの持ち方、グリップの種類についてお話ししてみようと思います。
1.オーバーラッピンググリップ、2.インターロッキンググリップ、3.テンフィンガーグリップという3つの握りかたがあります。
まずオーバーラッピンググリップですが、最もポピュラーなグリップで左手の人差し指を右手の小指で包むように握ります(左ききの方は逆になります)別名「バードングリップ」とも言います。
欧米の方、特に英国のゴルファーはこのように言うことがありますが、これはスコットランドの英雄ハリー・バードンがオーバーラッピンググリップでプレーし始めたのがきっかけです。
彼は手が大きく利き腕の力を弱めることによって左右の腕をバランス良くするため考案したと言われています。
その影響でこのオーバーラッピンググリップの形が瞬く間に世に広がり主流となりました。
続いてインターロッキンググリップ。こちらは松山英樹さん、石川遼さんが採用しているグリップで、左手の人差し指と右手の小指を絡めるように握ります。タイガーウッズもこの形です。
そして最後テンフィンガーグリップ、別名「ベースボールグリップ」と呼ばれるグリップは、野球のバットを持つときと同じで10本の指がすべてグリップに触れるよう握ります。
3つの握り方がある理由は、人それぞれ指の長さや強さなど違った特性があるからと考えられているからです。
インターロッキンググリップは両手の一体感があるといわれてます。女性はこのインターロッキングが多いのですが、この方がオーバーラッピンググリップより強く右手を使えて、テンフィンガーグリップほど右手を使えないという事で採用されていますが、どれが一番合っているか試してみるのが良い方法だと思います。
全部の形でそつなく打てる。そんなゴルファーにあなたもなってみませんか。
(photo:http://www.photo-ac.com/)