赤白ロゼだけじゃない、独特な味わいを愉しむカラフルな異名をもつワインたち。
ワインには赤と白、ロゼ、さらにスパークリングワインなど多種多様な種類があります。それに加えて辛口、甘口、極甘口などの味わいの違いがあり、知れば知るほどに、ワインという飲みものの奥深さが分かってくる思います。ここでは、さらに赤白ロゼでは無い「色」で表現されるワインをいくつか紹介します。
●黄ワイン
フランスにはジュラ地方という場所があります。映画「ジュラシックパーク」の草原のイメージとして使われた場所としても知られていますが、個性的なワインを造っていることでも有名です。
ヴァン・ジョーヌと呼ばれるこのワインは、樽の中で滓引き（おりびき）も目減りしたワインの補充も行われず、ワインの上部に出来た膜に守られ6年間熟成させられるワインです。
その色から黄ワインと呼ばれており、味わいもとても刺激的。一度試してみてほしい味わいですね。
●黒ワイン
黒ワインには二種類ありますが、ひとつは有名ワインジャーナリスト好みの濃く、渋く、重たい赤ワイン。
そして、フランス南西地方のカオールという地方で造られるワインもこう呼ばれます。また、コット（アルゼンチンではマルベック）という、黒ぶどう品種を使った濃い赤ワインも同様です。
基本的には赤ワインですが、その味わいの深さは他の赤ワインとはまた一味違う次元です。こちらも一度は試してみる価値はあるでしょう。
●ほかにも沢山
他にもポルトガルのヴィーニョベルデという緑ワイン、黒ぶどうで白ワインを造った灰色ワインなどさまざま。赤白ロゼという一般的なワイン以外にも、さまざまなワインがあるんですね。
一般的に日本ではまだまだ知られていないマニアックなワインたちですが、その味わいも独特で楽しいものばかり。
今までと違ったワインを探している方におすすめのカラフルなワインたち。ぜひ、知識として仕入れておいてください。
■vin jaune（ジュラ地方の黄ワイン）（Amazon）
■chateau lagrezette（カオール地方の赤ワイン）（楽天市場）
（photo：http://www.photo-ac.com/）