くつろぎのひと時・・・無形文化財「鎚起銅器」でビールを愉しむ

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世界有数の金属加工産地、新潟県燕市の無形文化財の伝統工芸品「鎚起銅器(Tsuikidoki)」。
一枚の銅版を金鎚で打ち起こしながら、器を作り上げる・・・江戸時代後期から続く伝統技法です。
中でも「玉川堂(ぎょくせんどう)」の鎚起銅器は秀逸で、二百年続く老舗。
洗練されたアーティスティックなデザインと多彩な着色、渋い輝き、手応えのある重みなど、独特の世界最高品質の銅器を製作しています。
「玉川堂」さんは、文化十三年(1816年)玉川覚兵衛さんによって創業されました。
明治6年(1873年)ウィーン万国博覧会出展をはたし、その後も多数の海外博覧会で受賞を重ねていきます。
明治27年(1894年)には、明治天皇に一輪花瓶を献上したことにより皇室御用達となり、御慶事には鎚起銅器製品の献上が習わしとなってるそう。
さらにはルイヴィトングループで、シャンパーニュ最高峰の「クリュッグ(KRUG)」の6代目当主オリヴィエ・クリュッグ氏が「玉川堂」の製品に惚れ込み「玉川堂」とコラボレーション。「クリュッグ」オリジナルのボトルクーラーが開発されました。
このボトルクーラーは海外の高級レストランなどで使用されるなど、世界が認める製品なのです。

そんな「玉川堂」さんでは現在、茶器と酒器が販売されています。銅製の器の特徴はその保温性。飲み物の一番美味しい温度の状態を保ちます。

春の夜は梅の花を愛でながら、「玉川堂」さんの鎚起銅器ビヤカップでビールを飲みましょう。その繊細できめ細やかな泡立ちと、いつまでも続く冷たさに感動・・・ラグジュアリーな時間をお愉しみください。

■無形文化財 鎚起銅器 玉川堂(公式HP)

■玉川堂 酒器 商品一覧(公式HP)

■玉川堂の酒器(楽天市場)

(photo:http://www.photo-ac.com/)

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