紳士のスポーツといわれるゴルフ。マナーを知って大切な人との時間を楽しみましょう。
ゴルフは英国の王室、上流階級を中心に流行したスポーツ。マナーは切っても切れないものがあります。ゴルフ規則を見ると第1章はエチケットから始まってます。
ゴルフに関する基本的な考えはゴルフコース上にいる他の人に対して常に心をくばるという事です。コース上でプレーヤーは安全の確認をします。
たとえば練習スイングで素振りをするとき近くに人がいないか、誤ってクラブ、ボール、小石、などが飛んでいって人に当たらないようにいずれの場所に誰もいないことなどを確かめなければなりません。他の人が打つ時に動いたり、話したり、音を立てたりなどの邪魔になるような事をしない事。そしてプレーの進行も早くしなければならず、 前の組に遅れないようにする、打つまでに時間をかけすぎない、ボール探しに時間をかけすぎないなど、スロープレーを避けるように心がけます。
その他にも、皆が公平にプレーできるように、不必要にコースを傷つけたり汚したりしないように注意します。
ショット時に地面を削った跡(ディポット)を直す、グリーン上ではグリーンを傷つけないため走らず歩くよう心がけ、グリーン上のボールマークの凹みを修復し、バンカーではショット後に砂を均すなど、常に気を配ります。
また服装も気をつけなければなりません。ゴルフの服装は今は昔と違ってだいぶカジュアルになってきていますが、職場などで服装に係わる基本マナーがあるように ゴルフの服装にも基本のマナーがあります。
一つはゴルフをしやすい服装、そして見苦しくない身だしなみです。
ドレス・コードはゴルフ場によって多少異なり一般的なものより厳しいルールを定めているゴルフ場もあります。
メンバー同伴かメンバーの紹介がないとプレーすることが出来ないような海外を含む名門ゴルフクラブはドレス・コードに厳しい規則がありますので、海外でプレーされるときはドレス・コードの確認もお忘れなく。
大切な人に招待されたりしてゴルフに行く場合、プライベート及びビジネス以外でもマナーに精通して心配りができていると、大切な人との距離がぐっと縮まり素敵な時間を共有できますね。
(photo:http://www.photo-ac.com/)