神戸北野の異人館でいただく中国王宮料理「東天閣」
お料理を美味しいと感じるのは、味覚よりも視覚による影響の方が高いということを御存じでしょうか。日本の懐石料理なども、器や盛り付けに趣向を凝らし味付けの一部としていますね。
ここにご紹介するのは、視覚も味覚も大いに満足させてくれる、神戸を代表する高級中国料理の名店「東天閣」さんです。このお店は神戸北野の異人館街にある、明治27年建築の西洋館を店舗としています。ドイツ人パイロットのF・ビショップ氏が、英国人建築家ガリバー氏に依頼し建てた家でした。
外観は典型的コロニアル様式の寄棟造り木造二階建てで、星形の煙突の付いた桟瓦葺の屋根、装飾の入った漆喰の白壁、緑色に塗られた柱と縁取り、そして大きな格子窓が印象的な優美な歴史的建造物。室内も、英国製の美しい床タイルや各部屋の鋳鉄製暖炉など、凝った意匠が随所に見られます。
この古き良き西洋スタイルの建物と、5千年の歴史を誇る中国料理が融合し「東天閣」さん創業以来60年、神戸人の舌を魅了し続けています。
「東天閣」さんの伝統に則った中国王宮料理は上品で深い味わい。何を注文しても素晴らしいとの評判です。料理長厳選の気仙沼産「ふかひれの姿煮」など、中国王宮料理の美味しさの真髄を、五感で十二分にお愉しみ戴けます。
個室をお勧めしますが、人気店ですので予約をお早めに。
■神戸で接待なら、個室がある中華料理店「東天閣」(公式HP)
■東天閣の予約(一休.com)
■東天閣 (トウテンカク)元町/北京料理 (食べログ)
(画像出典:http://www.totenkaku.com/)