菌根菌のキノコは栽培不可能といわれていたのに!?奇跡の本しめじが食卓に・・・
タカラバイオさんのキノコ事業は面白い取り組みをしています。キノコというのは、雷が落ちると大きくなったりします。つまり、ある程度のストレスを与えると大きくなる特徴を利用して丸々とした大黒本シメジという見事なキノコをつくりあげました。
また、担子菌といって栽培ができるシイタケと違い、菌根菌という種類のキノコは栽培ができないとされてきました。例えば、マツタケは菌根菌の代表です。そしてこの本シメジも菌根菌なのです。
ところが、タカラバイオさんはこれに成功しました。大きいので味が大味なのかと思いきや、しっかりと風味がのって繊細なお味を保っています。
キノコは食物繊維も豊富な上にうまみ成分もある優れものです。「香り松茸、味しめじ」のしめじなのですから、味には自信があります。スーパーで一般に売られているのは、ぶなしめじです。ゴソゴソこぶりのキノコが生えているものです。深みのあるお味はしません。本しめじが所謂「味しめじ」ですが、栽培不可能というハードルを越えてついに流通するようになったのです。
本シメジは自生でなっているのを発見するのも難しかったのです。改良しただけあって見事に大きさがあるのに、粒がそろっているため焼いて銘々皿に取り分けても遜色ありません。クリームシチューでもボリュームがあり存在感もたっぷりです。
京都は京丹波町で栽培された極上の本シメジは大切なかたへのギフトとして最適な品ですが、まずは一度、ご賞味ください。従来のものとは比べる事もできない「大黒本しめじ」の深い味わいをどうぞお愉しみください。
■キノコ製品のご案内 大黒本しめじ / キノコ事業 / タカラバイオ株式会社(公式HP)(終了しました 2021/5/21現在)
■大黒本しめじ(楽天市場)
(photo:https://pixta.jp/)