一度は食してみたい鎌倉野菜
「鎌倉野菜」はここ近年で注目されているご当地野菜です。鎌倉野菜とは鎌倉近郊で栽培・収穫された野菜のことで、京野菜のように「京人参」とか「水菜」という特定の品種をあらわしているものではありません。定番のトマトやキュウリから、珍しい彩り豊かな野菜まで「鎌倉ブランドマーク」がテープや袋に記されています。
海と山に囲まれた鎌倉のエネルギー溢れる土地は、ミネラル分が豊富で味が濃く、美味しいことが特徴です。
基本的には生産者の直売、近郊の小売店での販売、農家の人が地域を回って野菜を売る「引き売り」など、地産地消されているので生産者と消費者の関係も近いという安心点もあります。
鎌倉を歩く機会がある方には鎌倉駅から徒歩3〜5分の場所にある、鎌倉市農協連即売所を訪ねてみることをお勧めします。この即売所は昭和3年から続く日本初のヨーロッパ式マルシェといわれる歴史ある場所でもあります。彩り豊かな野菜は見ているだけでも楽しく、一般客だけではなくレストランのシェフまでもが購入しに来るというのも納得です。外食派の方は鎌倉野菜が食べられる飲食店も幾つかあるので立ち寄られるのも良いでしょう。
都内では、毎週土日祝に有楽町・東京交通会館1階ピロティにて開催されている「有楽町駅前 交通会館マルシェ」にも度々出店されているので、鎌倉まで行くのが難しい方はこちらのお店をのぞいてみてください。普通のスーパーではあまり見かけない珍しい野菜も見ることが出来ます。
一年を通して約100種もの野菜が栽培されている新鮮な鎌倉野菜。未だのかたは一度は味わってみる価値があるといえるでしょう。
■鎌倉の農産物について / 鎌倉市(公式HP)
■交通会館マルシェ / 有楽町(公式HP)
(photo:http://www.photo-ac.com/)