一年の限られた時期に食べてみたい山菜「コシアブラ」
これまで、おいしい山菜の代表格といえばタラの芽、ウド、フキノトウ等が挙げられてきましたが、ここ近年大人気の『コシアブラ』はお試しになりましたか？
『コシアブラ』は、たらの芽と同じくウコギ科の山菜で、タラの芽が「山菜の王様」と呼ばれていることに対し、コシアブラは「山菜の女王」と呼ばれています。上品な香りとコクを楽しむことが出来る食材で、天ぷらが定番の調理法です。油で揚げると栄養成分も流失することないですし、最も美味しい食べ方なのかもしれません。
炊き込みご飯やお浸しなどにされると更に風味が際立り、より美味しいので料理が得意な方でしたら色々な調理法をお試しになってみてはいかがでしょうか。4月初旬頃から初夏にかけて手に入れることが出来ますが、残念ながらあまり日持ちするものではありません。
香りが大切な食材なので、新鮮なうちになるべく早く食べるようにしましょう。どうしても冷蔵庫で保存をしなければならないという場合は、乾燥しないように新聞紙などに包み、ポリ袋などに入れて2～3日で食べきるようにされた方がよろしいでしょう。
長期間保存したい場合は固めに塩茹でし、アクを抜いた後に冷凍することも可能です。ただ変色してしまう可能性も高いですし、美味しさを追求されるのでしたら早めにお召し上がりになることが一番ではあります。
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■解説：コシアブラ（Wikipedia）
（photo：http://www.photo-ac.com/）