日常使いにピッタリなスペインワイン。知っておきたいぶどう品種をご紹介します。
ヨーロッパワインの中でも比較的品質が安定しており、カジュアルな価格で手に入るのがスペインワインです。高級ワインも多くありますが、手軽な価格でレベルの高いワインを手に入れられるので家飲みワインに最適です。さて、そんなスペインのワインを知るためには代表的なぶどう品種を知っておくと良いでしょう。ショップの方にぶどう品種を伝えれば、必ず最良のものを用意してくれるはずです。では、ここではスペインで覚えておきたい主要品種をいくつか紹介します。
スペインで広く栽培されている黒ぶどうが『テンプラニーリョ』です。産地によってセンシベルやトロとも呼ばれますが、多くのスペインワインがテンプラニーリョ種で造られます。タンニンが穏やかでエレガントな味わい、果実味がしっかりしています。また、ボバル、グルナッシュティンタ、メンシアも有名です。スペインらしい、果実味のあるアルコール度数の高い赤ワインを生む、覚えておきたい品種たちです。
スペインで最大面積を誇るのが白ぶどうのアイレン種。こちらは、蒸留酒の原料として使われていましたが近年では良質なスティルワインも造られています。そして、マカベオやチャレッロ、パレリャーダはあのカバの品種です。注目が『アルバリーニョ』。リアス・バイシャスという大西洋に面した地域の主要品種ですが、酸が豊かかつスッキリとした味わい。魚料理にも合わせやすく、家飲みワインには最適です。これらの他、注目したい品種、お馴染みのカベルネソーヴィヨンなども有名です。
スペインワインは地中海性気候独特の果実味の良い、ボディが豊かなワインを多く生みます。黒葡萄は『テンプラニーリョ』、白葡萄は『アルバリーニョ』。ぜひ、日常的にスペインワインを楽しまれてはいかがでしょうか。
■テンプラニーリョ/スペインワイン(Amazon)
■アルバリーニョ/スペインワイン(楽天市場)
■アルバリーニョ/スペインワイン(Amazon)
(photo:http://www.photo-ac.com/)