西武鉄道が送る旅するレストラン「52席の至福」で過ごす休日
西武鉄道が送る旅するレストラン「52席の至福」。行きがランチコース1万円。帰りは、ディナーコース1.5万円。電車に揺られてのコース料理は、いかがでしょうか。
本川越がデスティネーションの運行コースもありますが、今回の行き先は新宿から秩父にしましょう。電車に乗って最初に驚いたのは、車内インテリアの豪華さ。インテリアは、新国立競技場のデザインを担当した隈 研吾氏なのですから、納得します。
次に驚きをおぼえるのが解放的な窓の大きさ。乗客は、目前に景色が見えます。シートも豪華。座席を確認したら3号車へ足を運んでみましょう。バーカウンターの先にオープンキッチンが見えます。そうです。ここで1つ1つお料理が作られるのです。
付き出しが、出てきました。いつもの住宅地。アントレの肉料理の頃には、秩父が山の中であることがよくわかる風景になってきます。湧き水が流れて、川になり、竹藪や杉林が里山となって迫るのです。全体的にゆっくりと過ごしていただけます。休憩時間も長いのです。デザートが出てくる頃には、民家もまばらで郊外に来た感じになります。
秩父に到着すると、二つ日本酒の造り酒屋があります。秩父といえば、「イチローズ・モルト」のディスティラリーがあるのですが、残念ながらこちらは一般公開されていません。
他にも、鉱泉といって熱くない温泉があります。日帰り温泉を楽しんでは、いかがでしょうか。秩父の特産品“しゃくし菜”を漬けたお漬物もおいしいです。と言っても、帰りも電車で食事をしますので、お腹は空かせておきましょう。
【あの花】と言って若者が騒ぐアニメの関連グッズをショッピングして、さあ~。電車が待っています。
往復でのチケットは、なかなか難しいのですが、緑が美しくなっていくこれからの季節にこんな休日は、いかがでしょうか。
■旅するレストラン 52席の至福 / 西武鉄道(公式HP)
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(photo:http://www.photo-ac.com/)