2016年全英オープンゴルフ開催コースの名物グリーン『郵便切手』とは

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2016年の全英オープンで「クラレット・ジャグ(Claret Jug)」を手にしたのはヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson)選手。優勝者であるステンソン選手には「クラレット・ジャグ」と呼ばれる優勝トロフィーが贈られました。

全英オープンはゴルフのメジャー競技の1つで、イギリスの競技団体R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ) の主催で毎年7月中旬に開催されています。
4大メジャーの中でも最も古く、歴史と権威があり伝統が守られたこのトーナメントは、唯一のイギリス開催となっています。(残りの3つはアメリカで開催されています。)

全英オープンをイギリス以外では、”British Open”とも呼ばれていますが、正式な名称は”The Open Championship”。1860年、スコットランドのプレストウィック・ゴルフクラブにゴルファー8人が集まり、開催されたのが全英オープンの始まりでした。
強い風が吹き抜ける海沿いのリンクスコースで開催され、固い地面、うねったフェアウェイ。強靭な芝草であるフェスキューが長く密集して生えていて、ハリエニシダの深いラフがありバンカーも深く、正確なショットが要求され厳しい条件の中でプレーさせられます。
まさに自然との戦いです。

今年の舞台はスコットランド南西部の街トゥルーンにある『ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブ・オールド・コース』。2004年に続いて、12年ぶり9回目の開催となりました。

随分前の話ですが、現在の日本プロゴルフ協会会長である倉本昌弘プロが優勝争いをして、日本選手として最高位の4位に食い込んだのが、このロイヤルトルーンで開催された全英オープンなのです。
コース攻略のカギを握るのは8番(パー3)。ここは超有名な名物ホールで、ニックネームが『郵便切手』。
グリーンが小さくて、こんなグリーンにどうやってボールを乗せたらいいのかと思うほどの大きさ。郵便切手のように小さいということから、この名前がついたようです。

イギリスの古き良き伝統あるリンクスコースでプレーして、あなたも郵便切手と呼ばれるグリーンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

■ROYAL TROON 1878(公式HP)

◯トゥルーンのホテル
■ザ マリーン ホテル / エアシャイア, イギリス(Expedia)
■オールド ローンズ イン / エアシャイア, イギリス(Expedia)

<ROYAL TROON GOLF CLUB>

 

(画像出典:http://www.royaltroon.co.uk/)

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