リオデジャネイロで112年ぶりの復活のゴルフ競技
8/6に開幕したリオデジャネイロ オリンピックでのゴルフ競技は、1904年セントルイス オリンピック以来112年ぶりの復活となりました。
全米プロゴルフ選手権を前倒し開催などの異例があったり、治安やジカ熱を気にした主要な選手の辞退があったりといろいろと注目を浴びています。
競技が行われる会場はバーハ地区にあり、新設されたばかりの「セルバ・マラペンディゴルフクラブ」。設計をしたギル・ハンス氏は土地柄を生かし可能な限り人の手が入らない自然な外観を重視したコースにするというコンセプトになっているとのこと。
コースの特徴は、フェアウェーは起伏があり、ほぼ平らなライからボールが打てない状態で、大西洋から吹き込んでくる風も大きく影響するようですので、すべてにおいて対応能力が必要とされます。
さらにフェアウェイを外すと深いラフではなく「砂地獄」がある難しいコースレイアウトになっていますので高度なマネジメントが要求され、これらを攻略できた選手が上位にくることが予想されます。また、フェアウェイの芝が日本人選手にはなじみのある高麗芝ということで、日本代表の片山晋呉選手はかなり楽に打てると答えていました。
プレー形式、ルール、男女ともに4日間72ホールストロークプレーで争われ金、銀、銅メダルを決定する形式。
オリンピックは国別の団体戦がよく注目されますが、今回のリオデジャネイロ オリンピックでのゴルフは個人戦のみであり、ライダーカップやプレジデントカップ、ゴルフワールドカップのような団体戦はありません。
あくまでも個人でスコアを競い、一番スコアの良い選手が金メダル獲得となります。団体戦もあればもっと面白いという声がありますがオリンピックでのゴルフは今回復活したばかりですので、複雑な競技方法を取らずメジャー競技に習ってシンプルにした模様です。
何回かやっていくにつれて団体戦なども取り入れられてくるのではないかと思われます。ゴルフ競技は日本時間の8/11 夜にスタートです。日本勢のメダル獲得を期待しましょう。
■リオデジャネイロ オリンピック ゴルフ競技(Yahoo! JAPAN)(終了しました 2016/11/2現在)
(photo:https://pixta.jp/)