甘口大国ドイツ。ちょっとした豆知識で人気者になろう！
夏はバーベキューの季節。しかし、猛暑のなかでのバーベキューはなかなか厳しいもの。涼しく過ごしやすい日が増える夏の終わりから秋は、実はバーベキューに適した季節。機会がグッと増えるかもしれません。
肉には赤ワインと決めてかかっている方もいると思いますが、暑い日は、外でワインを飲む時は冷やした甘みのある白ワインが実はおすすめです。
甲州ワイン、アルゼンチンのトロンテス、南アフリカのシュナンブランなど、外ワインにぴったりな物が沢山あります。なかでも、高品質な甘口ワイン王国といえばドイツ。リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ケルナーなど上質な甘口ワインがわんさかと揃っています。
さて、そんなドイツワインを用意したら言いたくなるのが“ドイツワインうんちく”。ここでは、ドイツワイン独特のうんちくをご用意しました。ぜひ、参考にしてみてください。
ドイツワインで忘れてはならないのが、棒仕立てのこと。モーゼルという大銘醸地は、凄まじい傾斜でブドウを栽培しています。棚、株、垣根仕立てではとても栽培、収穫ができません。そのため、棒仕立てという栽培方法が取られるのです。
棒仕立てとは、1本の棒を真ん中にさします。それを中心に、ブドウの樹を左右の長梢（ちょうしょう）をハート型に形成するのが棒仕立てです。もちろんすべて手作業です。
人が前後左右、自由に動けるために生まれた製法ですが、何ともロマンチック。収穫も手摘みでされることから傾斜で収穫している本人たちは命がけでしょう。
甘口ワインが多く出回りそうなこの季節。思わず人に話したくなるドイツワインの豆知識で、ちょっと人気者になりましょう。ぜひ、みなさんに教えてあげてくださいね。
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（photo：https://pixta.jp/）